さてまたまた「JAM」の話です。
このイベントは学生の方々もたくさん参加しております。
〇〇鉄道研究会など、それぞれ独自の考えで、各個性的な楽しみ方をしています。
サイズは学生さんでも手のつけ易い“Nゲージ”が多い中、「麻布学園鉄道研究部」は“HO”で頑張っています。HOなのでさぞお金が・・・と思いきや、工夫の仕方に感動です!
昨年からみておりましたが、今年のレイアウトは昨年と変わっておりました。そしてまたこのイベントが終わったら解体され、次のイベント向けレイアウトを作り替えるそうです。
そのようなことからか、使用レールはフレキシブルレール、ストラクチャーは建物、ホームにいたるまで、ダンボールや紙を多用しています。
それでも雰囲気はバッチリで本当によく出来ています。
車両もE233やキハ110系が走っていましたがすべて自作のようです。手作りの味か(?)キコキコいいながら走っているのはご愛敬です。
リアルさを求めるのも一つですが、気軽に皆で作り、遊ぶということが、こんなに楽しいんだということを再認識させてくれた感じでした。そう言えば昔は模型の出来よりも、思ったものを早く形にしたい!という思いが強かったのに、だんだんオトナになるにつれ頭が固くなってしまったようです。もっと柔らかくしないとだめですね。
家に帰って気が付きました。
こだわりから中断してしまった作製途中のキットがこんなにあったなんて・・・。
いつか気軽な気持ちで、再度手がけてみようかと思います。
昨日で「JAM」が終わりましたが、今年も大盛況だったようです。
このイベントは鉄道模型を楽しんでいる個人、団体の人たちの祭典なので、私テンチョーもいつも純粋に楽しませてもらっています。
フルスクラッチしてしまう人や、新たな模型製作方法を考えてしまった人など強者たちがたくさんいます。中には毎年参加し、年々進化している素晴らしい人もいます。
その中でいつも気になっている方々、モデルをご紹介したいと思います。
“窯”にはまっているテンチョーは、今年はまずここで引っかかってしまいました。
ライブスチームです!
炎天下の中ですが、皆さんそんなこと気にもせず、にこやかに楽しんでいます!(ん~人間できてる)
おじさんは初心者の私にやさしく丁寧に説明してくれました。
水を補給し、燃料を送り、煙突にブロアーを差し込み火力を上げ、しばらくすると調圧弁から蒸気が漏れて息づかいが聞こえてきます。そしてバルブを開けると、シリンダーに蒸気が送り込まれ、シュッ、シュッ・・・と徐々に走りだします!
かぁっくいいー!(←かっこいいー!)力強く走りだしました!!
しかしバルブを開け過ぎたのでしょうか、おじさんが走りゆく機関車のバルブを閉めに追いかけます!バルブの調整がなんとか終わると、見ていて気持ちのいい走りです。いいですねェ!
気温の暑さも忘れて見とれてしまいました。
ラジコン操作もできるそうですが、おじさんはこれが良いそうです。自宅でも楽しまれているそうですが、このレールが敷けるお庭がうらやましい限りです。
やがて数周回すると蒸気圧が弱まったのでしょうか、徐々に減速していきます。
あれっ?これって何だろう?何かに似ています。
昔遊んだゼンマイの自動車に似ているような・・・。何かほのぼのしたのはこのせいでしょうか。
会場にはライブスチームのメーカーも参加していますので、早速話を聞きに行きました。
設計一筋30年というベテランの技術者とお話をし、「ちゃんと走らせることが出来るまで面倒みますよ!」と優しい言葉をいただきましたが、最低限そろえるには“〇十万円”、しかもレールを敷く場所がない・・・。
また世間の厳しさをひとつ知ったテンチョーでした。
(電気で動く蒸気機関車でガマン・・・かな)
300号記念ということで、2号連続で「日本の蒸気機関車」特集です!
最近特に窯好き初心者のテンチョーが見逃すはずありません。
RM誌の関係者ではありませんがおススメです!
内容を抜粋したいのですが怒られそうなので、ぜひ皆さんも保存版としてお買いもとめいただければと思います。
輸入機には、英国機、フランス機、ドイツ機、米国機等、それぞれ特徴があったんですね。勉強になりますっ!
実はまだ読み始めなので、この先じっくりと読み入ってみたいと思います。。。
当店は「メンテナンスサービス」を行っております。
今までで多く頂いている修理依頼は、
「古いバラバラの機関車なんですけど元に戻りますか?」とか、
「もう価値がない車両なんですけど動かなくなっちゃったんで直したいんです。」
と、お客様は「こんな古い物直してくれるのだろうか」と思われる様でいつも心配そうに尋ねられます。
よくお話を聞かせていただくと、そのお客様ひとりひとりに、そして1両1両にたくさんの思い出や、思い入れがあります。
もちろんそんな話を聞いてしまったテンチョーはがぜんやる気が出ます!メーカーにパーツ在庫がない場合は、馴染みの老舗模型店で探しまくったりとか、何とか元通りにしてあげたいという思いに駆られ頑張ってしまいます。
お役に立てて本当に良かったです。
私テンチョーも小学生の頃でしたか、その頃はへたくそながらペーパーでHO車両を作製しておりました。
そんなときに、新し物好きの父が「Nゲージっていうのがあるらしいぞ!」と、すぐさまKATOのEF65-500と20系寝台車3両を買ってもらいました(これって環境良すぎかな?)。
生意気にも当時の「Nゲージ」はおもちゃっぽいところが好きになれず、自分ではあまり盛り上がってなかったのですが、父が「ちゃんと走らせよう!」とベニヤ板1枚にレールを固定し、一生懸命に手伝ってくれたので一緒に楽しんでおりました。 思えばこれが私のNゲージへのきっかけとなったみたいです。
それから〇十年が過ぎて、今ではその父もいなくなりましたが、数年前に「EF65-500」を実家で発見しました。
走るかなと試してみると、なんと絶好調に走ります!ただトラクションゴム付の車輪がないので、ちょっと長い列車をけん引させるとスリップして前に進みません。
それでも思い出いっぱいの一品、もちろん私の手放せない宝物です。
最近のNゲージは本当に良く出来ています。
車両の付属パーツなども細かく設定してあり、取り付けるとより実感的になります。
(テンチョーの場合、あまりにも小さいと虫めがねの助けが必要ですが・・・)
触るのも緊張してしまうほど精密になりました。
またご存じとは思いますが、新機構を採用した例も少なくなく、KATOのE〇系等の新幹線の先頭連結器などは、実車と同じカバーの動きをして連結器が出てきます(レールに乗せたままでは稼働できませんが・・・)。
賛否両論いろいろなご意見を聞きますが、付加価値の高い技術の進歩は大変いいことだと思います。しかしその反面、もしコストにはね返るようなものであれば、簡単な機構のものでもいいのではと個人的には感じます。
さてこの度、マイクロエースから「京成AE100系スカイライナー」が発売されました。
実車の「リトラクタブルヘッドライト」をどのように模型で表現するか楽しみにしておりましたが、なんと床下のライトスイッチを“ON”にすると、ライトカバーがロケットパンチ(古っ!)のように飛び出します!驚きです!
ライトカバーのはまり具合にもよりますが、飛び出す勢いが変化するので安心できません。タオル等に向かって発射(?)するなど、気をつけないとライトカバーを無くす危険性大です。
付属品として1台分のライトカバーが付属しているのですが、メーカーさんもそのような事態を安じてのことと思います。
別な意味このような製品でも十分ではないでしょうか。
ハイグレード商品が多い中、おもちゃ的な感じがしてなんかホッとしたのは私だけでしょうか。
ちなみに付属の部品もなくしてしまったらどうしたらよいか、メーカーへ確認したのですが、「修理ということで出してください」とのことでした。
・・・マイクロエースさんありがとうございました。
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皆さんよろしくお付き合いお願いいたします。