みなさま大変ご無沙汰しております。
季節はあっという間に桜の見頃も終わり、桜吹雪の後、桜の木々は緑の葉を付けています。
そんな時が過ぎていく中、「ブログも更新せず何やってんだ!」とお叱りの声もちらほらと・・・。
今回は検品作業の中でのお話を少々・・・。
これはなんだかお分かりでしょうか?
“通”な方はおわかりと思いますが、KATOの電車や気動車の「モータージョイント」です。これは全部クラックが入っていたりと使い物にならないものばかりです(廃却物)。検品時のメンテナンスで交換したりなどで、気がついたらこの量です。
皆さん次のような経験があるでしょうか。「車輪も、通電部もきれいなはずなのに、何で動きがギクシャクするんだろう?」ってことを。たぶんその多くはこいつが原因です。
動力車の動きが悪いとつい“油”を差してしまいがちですが、そんな事をしてしまうと更に動きが悪化してしまったりします。ジョイントにクラック等が入るとスリップして、回転が車輪にうまく伝わらなくなってしまうのです。
原因はいろいろあるのですが、コレクターの方で保管していただけの車両でもありました。
こんな捨てるものなぜ保管しているかというと、一応交換実績をつくって、いつか「何とかしてー!」って伝えようかなーなんて思ってます(以前口頭では言ったんですけどね)。
カトーさんも気がついているか分かりませんが、そろそろ設計を考えてもらいたいものです。
ジョイントの状態の確認や交換には、動力部の完全分解が必要ですので、上級者の方以外にはお勧めいたしませんが、自信のない方は当店の「メンテナンスサービス」にてお受けしておりますので、このような症状がある時は一度相談してみてください。
先日ふと気がつくとボロ愛車が真白に汚れていたので、「誰だこんなイタズラするのは!」と少々興奮気味でいたところ、テレビのニュースで犯人が“浅間山の火山灰”であることに気づき、笑ってごまかすしかないテンチョーでした。
模型でのニュースといえば、今秋に「鉄コレ 国鉄70系」が発売されます。
富技(TOMYTEC)さんも、さりげなくホームページ(http://www.tomytec.co.jp/hobby/new/0901/29_tetsu02.html)で紹介しているので気が付いた方も多いと思いますが、「山スカ」と「新潟色」の2本立てです。
HP以外に詳細の情報がありませんので、2両セットなのか、4両セットなのか興味深々です。
(2両セットで2セット買いが濃厚?)
旧国はキットでは種類が多くあったのですが、完成品では少なかったので、このジャンルはNゲージ、鉄コレ問わず大歓迎です。
富技さんも第9弾の「62系」人気でわかってくれたんでしょうね。
マイクロエースでも「70系」は発売されるし、今年は旧国の年になるのでしょうか?!
製品は今年の秋の発売予定です。まだ春と夏が過ぎないと発売されません。
(こんな待ち方、子供のころにしてましたよね)
どんな商品になるか、ゆっくり頭の中で想像しながら発売を待ちましょう。。。
このところの数字との格闘に、頭の中が「いち、に、サン!」ととてもオモローな状態ではないテンチョーです。
気がつけばもう1月も終わり近くなり、「ああっ、こんな感じで今年1年も終わってしまうのか・・・」と少々哀愁漂わせる態度を見せますが、誰も見てくれているわけではないので気を入れなおして頑張ります(?!)。
そんな状態のときは、「好きな事をやる!」のが一番のストレス解消法なので、以前より気になっていた鉄コレの「長野電鉄2000系A編成新塗装」の“リアル化”をやってみました!
2000系のボテッとした感じはマイクロ製品よりよく表現できていますが、ご存知のようにいちばん目につく屋根上があっさりしています。
このあたりを重点に色差し、パーツの取付・加工を施しました。
文献を確認しながら少々荒いですが、おでこ、クーラー、ヒューズボックスと色入れをし、存在感のある避雷器、ホイッスル、列車無線アンテナ等は別パーツにしました。連結部はカトーカプラーと交換して間隔を狭くしました(レイルモカTOPページの方法です)。
その他わかりにくいですが、先頭の台車に色入れし、「ATS車上子」風に仕上げました。
仕上げに付属のステッカーを取り付け完成です!!
もちろんNゲージ走行化も行い、ガンガン走っちゃいます!
お手軽加工でしたがいい感じになりました!標準と比べると差は歴然です!!
やっぱり模型づくりは楽しいですねー。
皆さんもぜひ自分なりに楽しんでみてはいかがでしょうか?
いやぁ~、また出てしまいました!
マイクロから「D51-498 リニューアル品」が出てしまいました!
「D51 船底テンダー」も発売されましたが、お互いに八高線を最後に走行した仲間です。
2両ともはっきり言ってテンチョーの“ツボ”です。ど真ん中です!
製品はリニューアルだけあってライト周りや、詳細の部分が前回モデルに比べよく出来ています。498号機は、E231系等と走らせても似合う唯一の機関車です。
カトーから発売された「12系客車」や「EF64-1001茶」と合わせればイベント列車が揃います。
自分で「レイアウト完成〇周年号」とかネーミングして走らせると面白いかもしれませんね!
そんなこんなで498号機はテンチョーも1台確保してしまいました(あちゃー!)。
実車はJR東日本圏内のいろいろなところで大活躍の1台です。
最近気が付いたのですが、498号機は「498しる(よく走る)」と読めるだけあって、
彼も名前負けしないようにと、きっと老体にムチを打ちながら(?)頑張っていると思います。
来週も「信越本線120周年」を記念して長野を走ります。
なんと“湘南カラー”になった「しなの鉄道」の169系と並んじゃったりもします!
もう会いに行くしかないでしょう!
さてまたまた「JAM」の話です。
このイベントは学生の方々もたくさん参加しております。
〇〇鉄道研究会など、それぞれ独自の考えで、各個性的な楽しみ方をしています。
サイズは学生さんでも手のつけ易い“Nゲージ”が多い中、「麻布学園鉄道研究部」は“HO”で頑張っています。HOなのでさぞお金が・・・と思いきや、工夫の仕方に感動です!
昨年からみておりましたが、今年のレイアウトは昨年と変わっておりました。そしてまたこのイベントが終わったら解体され、次のイベント向けレイアウトを作り替えるそうです。
そのようなことからか、使用レールはフレキシブルレール、ストラクチャーは建物、ホームにいたるまで、ダンボールや紙を多用しています。
それでも雰囲気はバッチリで本当によく出来ています。
車両もE233やキハ110系が走っていましたがすべて自作のようです。手作りの味か(?)キコキコいいながら走っているのはご愛敬です。
リアルさを求めるのも一つですが、気軽に皆で作り、遊ぶということが、こんなに楽しいんだということを再認識させてくれた感じでした。そう言えば昔は模型の出来よりも、思ったものを早く形にしたい!という思いが強かったのに、だんだんオトナになるにつれ頭が固くなってしまったようです。もっと柔らかくしないとだめですね。
家に帰って気が付きました。
こだわりから中断してしまった作製途中のキットがこんなにあったなんて・・・。
いつか気軽な気持ちで、再度手がけてみようかと思います。
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皆さんよろしくお付き合いお願いいたします。