皆さんにはメール等で「模型をじっくり作るにはいい時期ですね」とお話する割に、自分では最近まったく模型作りを楽しんでいないテンチョーです。
さて、この9月に“おじいちゃん(D51-498)”は、当初の予定より早く完治し退院する事が出来ました。
11月いっぱいまで「SLみなかみ号」で元気に走っている事は皆さんご存知かと思います。
「長い入院生活、良く頑張ったねっ!」って、言葉をかけに逢いに行ってあげたかったのですが、今回はスケージュール的に残念ながら行けそうにありません。
1年ぶりに勇士を見に行きたかったのですが・・・。
こういう我慢を強いられるときは、好きな模型でも作って気晴らししたいものですが、ジックリ製作というわけにもいかず、それでも“何か作りたい病”がおさまらないので、模索していたら“おじいちゃん”に関連して「オヤ12-1」に気がつきました。
この「オヤ12-1」は、「D51-498」を旅に出る“黄門さま”に例えるなら、必要な薬や荷物、格さんや助さん、うっかり八兵衛を乗せ同行するための車両です。
そうです、おじいちゃんが他地区貸出し出張の際に、補修パーツや要員を輸送するための専用伴走車です。
1両だけだし、ちょうどスハフ12が余っていたので、お手軽工作で作ってしまいました。
実際に単機回送の際は、「牽引機関車」+「D51-498」+「オヤ12-1」になり、オヤの妻面側が最後尾になるケースもあるので、本当なら妻面のテールライトを点灯させたいところですが、お手軽工作なので、0.8mmの穴をあけEF65のテールレンズをはめ込んだだけにしました。
見たところ“出目金テール”になってしまいましたが、点灯しないぶん意外と目立って良い感じです。
車両前後や床下には、ゴチャゴチャ感(?)を出すために、トイレタンク、ジャンパ栓をAssyパーツ等で取付し、色入れしました(トイレタンク目立すぎ!)。
カプラーは見た目と汎用性を考えて、シンキョーカプラーを無理やり(?)装着しました。
その他、窓のカーテンをつけ、室内灯を組み込み、レボリューションFの反射板、インレタをつけ完成です。
ここまで空き時間でちまちまと作っていたので、1週間以上もかかってしまいました。
実際はこんな感じで“おじいちゃん”が出張します。
雰囲気はバッチリです!
しかし“地面(レイアウト)”が無いため走行で楽しむ事が出来ず、またここで不満勃発です。
とはいっても誰も聞いてくれそうにないので、しばらくこいつは眺めるだけの酒のつまみになるようです・・・。
先日「日本鉄道模型ショウ」に行ってきました。
このイベントは、どちらかというと「Nゲージ以上のヘビーモデラー(?)向け」のイベントの印象がありますが、近年はNゲージ車両のドレスアップや、グレードアップパーツを開発している出展者も増えた感があります。
出店者も来場者もロストワックスパーツや、機械加工したパーツひとつひとつにこだわりを持つ強者が多いイベントです。
そんなイベントですが、今回はコレ!
富士急1000系の「80周年記念塗装車」です!
間違いなく(?)来年1月発売予定の“鉄コレ第11弾”がベースの商品です。
個人的に1個欲しいな・・・と思っていたら、ネットの先行発売では早々に完売。
「人気、スゴッ!」とビビっておりました。
しかし、当日はダメモトで会場に11時過ぎに行ったにもかかわらず、商品が山のように積んであり余裕で手に入れる事が出来ました。
あのネットの人気はなんだったんだろう? ・・・わかりません。
車両の出来は鉄コレそのものですが、手すりの色入れなど細かい表現も忘れていません。
スノープロウの取付形状、前面の大型はめ込み窓のクリア感など良くできています。
今回初採用と思われる、「シングルアームパンタ」もディスプレイ用ではありますが忘れていません。
細かいこと気にしなければそのままで充分です!
パンタも意外とお高いですから・・・。
残念ながら最近恒例になってきた「ヘッドライトのクリアレンズ化」はこの製品には採用されていません。ちょっと期待してたんですけどね…。
第11弾の標準色(?)と一緒に並べるのが今から楽しみです!
季節はすっかり秋めいて長袖一枚では肌寒い日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか?
・・・と、手紙の書き始めのようになりましたが、またまた更新に間が空いてしまいました。。。
さて秋といえば、総合模型の祭典「全日本模型ホビーショー」の季節です。
各社ともこのショーで初お披露目など、新製品発表があったりなんかします。
その中で今回もまた「富さん」がノリノリです!
“富山ライトレール”関係では、加藤さんがレールのシステム化などバトルを繰り広げる勢いですが、来年には富さんでも「ワイドトラムレール」なるシステムで発売されるそうです。
富さんも加藤さんと真っ向から勝負のようです。ユーザーとしては大いに悩みどころです。
しかし富さんは後発だけにそれだけではありません。
その製品と「ジオコレ」がコラボし、バスコレが同じモジュールを走ってしまうそうです!
そうです「バスコレ」が動くんです!
実際には路面電車とバスが並行して走ると、どっちかが“大赤字”になってしまいますが、
模型ではそんな心配はありません。動くものが多くなり大歓迎です!
もうバスコレもストラクチャーではなくなりますね!
他では「鉄コレ制御器」が新展開になります!
音と本格的運転を楽しむことをコンセプトにした“運転台”が発売されます!
2ハンドルの操作に合わせた音のギミックが運転を楽しくさせます。
ドアの開閉スイッチまで付属し、もちろん操作により“プシュー”っと音がします。
出力は0.6A程らしく「N-1」と同等で「鉄コレ専用制御器」とのことですが、あとは販売価格帯次第でしょうか?
富さんの担当者も「いくら位なら買ってもらえますかね?」といろいろ模索しているようでしたので、ショーに行かれる方はバンバン意見を言ってあげてください。
発売予定商品の詳細はまだ未定なところが多いですが、いずれも来年の製品化が楽しみです。
テンチョーは決して富さんのまわし者ではありませんが、安価で、割とニッチな製品が多い“ジオコレ”は個人的に大好きなのでつい熱が入ってしまいます。
(仕入過ぎないように気をつけよう・・・)
ちなみに今回、またデジカメを忘れてしまったので写真がありませんm(__)m
皆さんもぜひ会場で確認してみてくださいね。。。
先日、めずらしく“弟思いの兄”より連絡がありました。
「なんか最近ブログよく更新しているみたいだけど、仕事ヒマなのか?!」
「(ぶはっ)い、いや、良くも悪くも・・・(汗)」
「なんだ、仕事がヒマだからブログばかりやってんのかと思ったよ・・・」
・・・そんな頻繁には更新していないと思うのですが、更新しても、しなくても、周囲の人たちが心配してしまうのは、テンチョーの性格が問題なのでしょうか???・・・たぶんそうです(汗)。
そんなテンチョーと違って、このごろのKATOの新製品ははっきりいって「良い!」です。
この夏からDE10シリーズ、EF65-500、14系寝台客車と発売されてきましたが、一から設計されたものばかりです!!
定評の走りのスムーズさはそのままに、車体のディティールも良くなりました。
「EF65・・・」は今までユーザー取付パーツだった、手すり、ホイッスル、煙管、解放テコが標準装備になりました。
・・・これで良いんです!!(カビラ風)
また、何かとケース内でガチャガチャしていたF級の中間台車ですが、輸送・保管時はアダプター(?)によって固定されています。
C62でキャブ~テンダー間を保護してた以来のはからいです。
(はずすときは、中間台車を持ちながら静かに下に引き抜きましょう)
14系寝台客車は、緩急車の乗務員室や、車内座席、行き先表示、トイレタンク、連結間隔等々よく造りこまれています。
特に窓から見える上段ベッドへの“はしご”には鳥肌もので感動です!
今まで寝台客車は富さんに比べていまいちな感がありましたが、念願(?)のリアルスケールにもなり、今回それ以上の出来になったといっても過言ではないでしょう!
新製品で「コレ!」と思った商品はテンチョー自らひとつ確保しますが、今回の新製品達もそのひとつになりました。
また、メンテナンスサービスを行っている当店からすれば、新機構の物は興味シンシンです!
何をするかと思えば、その確保した車両を周囲の心配もよそに、まるで子供のようにばらばらにしてしまいました。
「ほー、ここがあーだ、こーだ。んー、なるほどー!」などと独り言をぶつぶつ言いながらやってます。
台車とウオームギヤ部を一体化し、近年の電車・気動車動力と同様にスプリング機構を持たせることにより、より安定した走行と集電向上を狙っています。
ウオームギヤの位置にも注目です!
新モーターへの配電はライト基板から別パーツでつながります。はめ込みタイプなので少々賛否両論あるかな?
「ライトは点くのに走らない!」ってのがあったら、これが外れていたりするかもしれません。
そのライト基板もダイキャストはめ込み式になり、構成部品の削減化も図っているようです。
今後年末にかけ、EF80や、10系・24系寝台客車が発売される予定ですが、今回のこの意気込みからすると、期待していいかもしれません!今から楽しみです!!
(言い忘れていましたが、むやみに分解しないようにしましょう!)
夏の恒例行事となった「第10回JAMコンベンション」が今年も大盛況のうちに終わりました。
非営利団体主催、一般参加型のイベントのため、テンチョーも毎年楽しみにしているイベントです。
皆さんもご存知と思いますが、今年は各メーカーの年末商戦の新製品発表の場にもなり、その中身は他でもたくさん紹介されているのでここでは割愛いたしますが、小売店側にとっても初めての情報がボロリボロリと出てくる出てくる!・・・ビックリしました!!
それだけこのイベントの影響力が大きくなったということでしょうか。
しかしそんな今回でも、前回に比べ心なしか販売店ブースに「空間」が増えたような・・・。
そう、この業界の小売店はきびしいのです(ひとごとではなーい!)。
つまらない話はこのくらいにして、私は毎年楽しみにしている高校生たちがいます。
走る車両を江ノ電に限定して、毎年内容や規模を進化させているレイアウトです。
実際の江ノ電各駅や、走る情景の特徴をよくとらえモデル化しています。
私が彼たちを知って3年になるのですが、3年前はこんな感じでした。
これでも凄い!と思っていたのですが、昨年「藤沢駅周辺」のモジュールが追加されたと思ったら、今年は一気にこの状態です!
4人で同時運転するまでになりました!
実際と同様に待避線で対向車と行き違いするのですが、そのタイミングがまた絶妙です!
来年、この高校生はどのようにまた進化していくのか楽しみです!
その他たくさんの個人やグループが参加していますが、京急線をモデルにタイムスケジュールを設定し実際のように走行させていたり、いかにも趣味歴の長そうな貫禄のあるおじさま達の長大レイアウトのグループなど、各グループともそれぞれ独自に工夫した方法で楽しんでいます。
JAMはいつも参加の皆さんから色々な楽しみ方を勉強します。
そしてテンチョーは毎年恒例、「そういえば最近走らせて楽しんでないなぁ・・・」と
少々ボヤッキーになりながら帰路につくのです。。。
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皆さんよろしくお付き合いお願いいたします。