すっかりブログの更新も滞っているなか過去ネタで恐縮ですが、実は5月の静岡ホビーショーの後に、作製予定のレイアウトの参考のために三重県のナローゲージを取材してきました。
三重県にはご存知のように、近鉄と三岐鉄道の2路線(正確には内部、八王子、北勢の3つ)があります。1日で写真を撮りながら、全てに乗れるスペシャルプランを事前に考えておりましたが、途中に2km程のミニハイキング(?)もあり時間的にハードで、しかも1本乗り遅れると帰路につけないという恐ろしいプランになっております。
当日は天気もそこそこ良く、わくわく気分でまずは「桑名」からです。
恥ずかしい話ですが、近鉄養老線(現養老鉄道)が狭軌だったことを現地で初めて知りました。そういえば45年ほど前までは近鉄も名古屋線が狭軌だったようですから、なんとなくわかるような気がします。
三岐鉄道北勢線の「西桑名駅」は、桑名駅より200m程歩きますが、「桑名駅でもいいじゃん!」と思えるほど近くにあります。
江戸の地下鉄は、同名の駅でもかなり歩かされる駅はいっぱいあるのに・・・。
ホームに上がると、すでに三岐カラーの“マッチ箱”を連結させたような3両編成が止まっておりました。
ここはやっぱり運転台の後ろに、大人らしく(?)着席し発車を待ちます。
定刻になり出発です。久しく忘れていた吊掛モーターの音を唸らせながら、この先にあるJRと近鉄をオーバークロスするため勾配をフルノッチで加速していきます。
速度が上がるにつれ次第に横揺れが大きくなってくるのですが、このままではちょっと心配な横揺れです(しゃ、写真が撮れない!)。オーバークロスの手前では落ちてしまいそうなくらいに左右に揺れています。デッキガーター橋なのにー!
いきなりこんな恐怖感を味わえるのも“ナロー”ならではでしょうか。
ローカル風景の参考にと、移り変わる情景にカメラを構えながら乗っていましたが、近鉄から三岐に経営権が移ってからは合理化が進み、線形の変更や、駅の統廃合などを積極的に行っているためところどころで近代化が進んでいます。
北大社の車庫も駅が廃止されているので時間的に立ち寄ることができませんでしたが、車内から三重交通時代からの連接車を一瞬見ることができました。これ乗ってみたかったー!
途中下車を繰り返しながら終点の阿下喜に到着しました。
阿下喜駅には「軽便鉄道博物館」があり、現在貴重なモニ226を復元中のようですが完成が楽しみです!
(またこようかなー!)
さてここからは三岐線伊勢治田駅まで約2kmのミニハイキングです。ちょっと天気良すぎ!
地図では分からなかったのですが、緩い上りが続くようです。・・・はぁっ。(つづく?)
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